谷繁兼任監督　乱調大野に注文「じゃあ、浅い回はどうなのとなる」

＜広・中＞２回１死一塁、谷繁（右）は前田健（左）の前に右飛に倒れる

セ・リーグ 中日０－５広島

（4月12日 マツダ）
　７回２失点も中日・大野は１回の乱調を悔いた。１死から３連続四死球で満塁とし、広瀬に左前適時打で先制を許した。

　「初回がすべて。あれだけバラついたら…」。開幕戦では実現しなかった前田健との投げ合いに気負いもあったのか。同世代で強い対抗心を持つ好敵手との先発対決は通算４度目で２勝２敗となった。谷繁兼任監督は５日の巨人戦でも初回失点した経緯を踏まえ「前回は『途中から修正できた』と言ったと思う。今回も修正はできたけど『じゃあ、浅い回はどうなの』となる。初回からしっかり投げれば、もう少し安定した投球になる」と課題を指摘した。