メジャー「チャレンジ」1号は川崎のプレー

[ 2014年4月4日 05:30 ]

 大リーグで初めて「チャレンジ」が利用されたのは3月3日のツインズ―ブルージェイズのオープン戦。ブ軍・川崎のプレーだった。

 ツインズの打者の遊ゴロをさばいた後の川崎の一塁送球が高くそれ、一塁塁審は一塁手の足がベースから離れたとしてセーフの判定。ブ軍のジョン・ギボンズ監督が「チャレンジ」を要求。映像確認の結果、判定は変わらなかったが、川崎は「時代は変わった」と苦笑い。また、ヤンキース・田中が登板した同22日のツインズ戦で、3回1死一塁でツ軍・ヒックスが二盗。ヤ軍のジョー・ジラルディ監督の「チャレンジ」でセーフからアウトに覆った。

 ▽チャレンジ 今季から「ストライクかボールか」「スイングしたかどうか」などを除く大半のプレーにビデオ判定が適用。監督はビデオでの審議を求める1度の「チャレンジ」の権利を持ち判定が覆った場合は2度目の要求が可能になる。7回以降は責任審判員が必要に応じて利用可能。ベンチの監督らが、映像をクラブハウスで見ているスタッフと連絡を取り、チャレンジを求めるかどうか判断することが許されている。

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2014年4月4日のニュース