完敗の東海大三・藤井監督「力の投手に力で振りにいってしまった」

[ 2014年3月25日 15:01 ]

悔しさをにじませ甲子園をあとにする東海大三・藤井監督

第86回選抜高校野球大会1回戦  新庄6-0東海大三

(3月25日 甲子園)
 大会屈指の左腕、新庄・山岡の前に2安打、13三振で零封された東海大三の藤井浩二監督は「力の投手に力で振りにいってしまった。思うようなバッティングができなかった」と悔しがった。

 2回には、コンパクトなスイングを心がけた原が山岡の直球をとらえて中前に初ヒット、敵失で好機を広げたが得点に結びつけることはできなかった。6回にも先頭井出が中前打で出塁したが生かせず、三塁を踏むことができなかった。

 中盤以降も崩れることなく調子を上げた山岡に「相手投手にはまってしまいました」と語っていた。

 ▼東海大三・藤井監督「打線が(山岡を)打ち崩せなかったのが敗因。彼の球筋を見極められなかった」

 ▼東海大三・浦野右翼手(4番。山岡に3打数無安打)「球の切れや変化の差が思った以上だった。夏は打ち勝てるチームとして戻ってきたい」

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