山岡 13K!2安打完封勝利!新庄 初出場初勝利

[ 2014年3月25日 10:53 ]

東海大三戦に先発した新庄・山岡

第86回選抜高校野球大会1回戦 新庄6-0東海大三

(甲子園)
 第86回選抜高校野球大会第5日は25日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、第1試合は初出場の新庄(広島)が大会屈指の左腕山岡の2安打1死球、13奪三振の力投で三塁を踏ませずに完封、15年ぶり3回目出場の東海大三(長野)を6―0で下して2回戦に進出した。

 山岡は最後まで崩れることがなかった。130キロ代の伸びのあるストレートを武器に13奪三振の力投。最後の打者も直球で仕留めて、初の甲子園で校歌を歌った。右足を高く上げる独特のフォームから繰り出される球威のある直球が光った。初回いきなり空振り三振に奪うと、この回3者三振、2回先頭まで4者三振と最高のスタートを切った。固い守備も山岡を支えた。

 12安打を打った打線もコンパクトな振りでチャンスを生かした。初回先頭の中林が粘って東海大三のエース高井ジュリアンの高目のスライダーをとらえて、初ヒットを左前に運んだ。これを足がかりに2死一三塁に5番奥田の左前適時打で先制した。

 5回にも1死から山岡、中林、田中琢の3連打で満塁にした後、西島の左への適時打で2人を返して3点目をあげて引き離した。

 6回には2番手中村から熊田が死球、田中敬の左前打などで1死一三塁とした後に山岡の適時打で4点目を挙げた。
 
 9回2死からも3番手の平林から四球、盗塁の後に西島の適時打と敵失で5点。なお4番手福澤から中前適時打で6点目を挙げてダメ押した。

 東海大三は2回、コンパクトなスイングで山岡の直球をとらえた原が中前に初ヒット、敵失で好機を広げたが得点に結びつけることはできなかった。

 6回に先頭井出が中前打で出塁したが生かせなかった。

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