ユーキリス さすがの2戦連続マルチ 逆方向打球に持ち味ぎっしり

[ 2014年3月2日 05:30 ]

<ソ・楽>7回無死、中前打を放つユーキリス

オープン戦 楽天2―4ソフトバンク

(3月1日 ヤフオクD)
 楽天の新外国人でメジャー通算150本塁打のユーキリスが、またも2安打。27日のロッテとの練習試合(清武)に続く2試合連続のマルチ安打に「内容のある打席にすることを心掛けている」と胸を張った。

 2回1死で2ストライクと追い込まれながら外角フォークを右前打。7回の中前打もセットアッパー森福の外角直球を引きつけて打ったもの。ロッテ戦の2安打はいずれもインパクトの際のポイントが投手寄りで、中堅から左翼方向へラインドライブがかかった打球だったが、本来、ユーキリスは球をギリギリまで引きつけ、球を長く見るタイプ。この日の体に近いミートポイントはコンディションが上がってきた証拠でもあり、今後は球を長く見えるようになったことで、メジャー時代のように四球も増えそうだ。

 3回の一塁守備では内川の一、二塁間へのゴロにダイビングキャッチを試みるなど(記録は二塁内野安打)、軽快な動きを披露。「まだ打撃は準備段階。守備は早く仕上がると思う」と頼もしかった。

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2014年3月2日のニュース