今季限り引退のジーターが会見「野球以外のことをするの楽しみ」

[ 2014年2月20日 09:28 ]

今季限りでの引退表明後、初めての記者会見で笑顔を見せるヤンキースのジーター

 米大リーグ、ヤンキースで主将を務め、今季限りで引退するデレク・ジーター内野手(39)が19日、キャンプ地のフロリダ州タンパで引退表明後初めて記者会見し「時期が来たと思った。人生で野球以外のことをするのを楽しみにしている」と、笑みを交えながら語った。

 会見にはイチロー、黒田、田中将らチームメートに加え、スタインブレナー共同オーナーら首脳も集まり、1995年のデビュー以来ヤンキース一筋でプレーするキャプテンを見守った。

 2012年10月に左足首を骨折し、昨季も相次ぐけがで出場17試合に終わったジーターは「プレーできない日々は楽しいものではなかった。(野球が)単なる仕事になった」と振り返った。若手選手に「永遠にプレーし続けることはできない。できるだけ楽しむことだ」とメッセージを送った。

 通算3316安打は現役最多。華麗な守備と勝負強い打撃で5度のワールドシリーズ制覇に貢献した。(共同)

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