初黒星の谷繁兼任監督 天敵ライアンに脱帽「すごく考えて投げている」

[ 2014年2月20日 08:21 ]

<中・ヤ>厳しい表情の谷繁監督(左)と森ヘッド

練習試合 中日4―7ヤクルト

(2月19日 北谷)
 今年も天敵の予感だ。中日は19日、練習試合・ヤクルト戦(北谷)に4―7で完敗し、谷繁兼任監督のさい配3戦目で初黒星。若手投手陣がピリッとせず、打線も昨季4試合で0勝3敗だったヤクルト・小川に2回1安打に抑え込まれた。

 「セ・リーグで1番良い投手ですから。去年、最多勝でしょ。そんなに簡単には打てないよ」

 「小川対決」となった自軍の小川が2回2失点と結果を出せなかったのとは対照的に、相手右腕からは好調ルナの1本のみ。その後も若い投手陣が失点を重ねた。ヤクルトには昨季も7月から8月にかけて7連敗を喫するなど11勝13敗。近年はもっとも相性の悪い相手で、そのシンボルが小川だ。

 自身も対戦することになる指揮官も「研究熱心で、どうやったら抑えられるかすごく考えて投げている」と舌を巻く右腕の攻略が、今季の大きな課題となる。

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2014年2月20日のニュース