ロッテ成瀬、開幕投手に決定!5年連続は村田兆治以来

[ 2014年2月20日 06:53 ]

石垣島キャンプの打ち上げで、伊東監督が見つめる前であいさつする成瀬

 開幕マウンドは、生え抜きエースに託す。ロッテ・成瀬が3月28日のソフトバンクとの開幕戦(ヤフオクドーム)に5年連続で開幕投手を務めることが決まった。5年連続での大役は、球団ではかつての大エース・村田兆治(75~82年、86~90年)以来、2人目だ。

 「開幕投手に指名してよかったと思ってもらいたい。凄く楽しみ」。今季は西武から涌井も加入したが、キャンプ4日目にブルペンで投球練習後に伊東監督に呼び止められ「開幕戦、行くぞ」と通達されたという。昨季は左肩痛の影響で6勝4敗に終わったが、ソフトバンク戦に限れば4試合で3勝0敗、防御率1・61。伊東監督は「涌井も唐川もいるけど、やっぱり成瀬。相性もいい。エースに敬意を表した」と話した。

 沖縄本島に移動した1軍組とは別で、2軍キャンプ地の鹿児島に入った成瀬。27日の楽天との練習試合(宮崎・清武)に先発予定で、そこから1軍に再合流する。「今年は刺激物(涌井)が来ましたからね。誰かに譲るつもりはない。6、7、8年と続けていきたい」。選手会長として手締めの音頭で石垣島キャンプを締めたエースの表情は、やる気に満ちていた。

続きを表示

2014年2月20日のニュース