NPBが審判学校を初開催、52人参加 成績上位者はプロで採用

[ 2013年12月18日 18:37 ]

「NPBアンパイア・スクール」で正しいジェスチャーの仕方を学ぶ受講者たち=18日午後、さいたま市のロッテ浦和球場

 日本野球機構(NPB)は18日、さいたま市のロッテ浦和球場で審判員養成のための「NPBアンパイア・スクール」を初開催し、52人が参加した。23日まで行われ、成績上位者は3、4人をめどに春季キャンプに参加し、適性を見てプロの審判員として採用される。

 現役のプロの審判員が講師を務め、正しいジェスチャーの仕方など細かな指導が続いた。これまでの採用方法は公募やアマチュア球界からのスカウトなどだったが、今後はこのスクールの修了者のみとなる。井野修審判長は「プロ野球には審判員を育て、採用するシステムがなかった。このスタートが切れたことが画期的。技術向上を追い求めていかないといけない」と感慨深げだった。

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2013年12月18日のニュース