阪神・新井「20本打てないのは恥」 ダブル大台へ意欲

[ 2013年12月18日 08:27 ]

泉尾東小学校を訪問し、子供たちと触れ合う阪神・新井

 阪神の新井貴浩内野手(36)が17日、来季ノルマに30本塁打以上を掲げ、あと23本に迫る通算300本塁打の達成に意欲を見せた。「20本打てないのは恥だと思っている。恥ずかしいことだと思って、今は練習している。30本は打ちたい」。来季の本塁打数に関して問われると、悔しさをにじませた言葉で自らを奮い立たせた。

 FAで阪神に移籍した08年から今季までの6年間で20本塁打以上はなく、10年にマークした19本塁打が最高。05年に43本で本塁打王を獲得した「キング」の姿は今のところ鳴りを潜めたままだ。阪神選手で外国人選手以外で30本塁打以上したのは07年の金本が最後。モチベーションとするのは、あと23本に迫っている通算300本塁打で「来年中に300本は打ちたい」と大台をはっきりと見据えた。

 「ホームランの(数の)面ではおかしいな、おかしいなと思ってずっときている。自分の中で払しょくしたい」。新助っ人のゴメスと争う「4番・一塁」の座を、ひけを取らない長打力で奪い取る。

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