楽天・立花社長「あらゆる可能性があるとしか言えない」

[ 2013年12月18日 05:30 ]

会見の最中に険しい表情を見せる楽天・立花社長

楽天・田中と立花球団社長が会談

(12月17日)
 楽天・立花社長は判断を先送りにしたことについて「意向を聞いて、すぐに私一人で決断はできない。取締役会にかけることも含めて考える」とした。会談では、昨年12月に田中と結んだ3年契約について、条件面の見直しなども話し合われたもようだが「おおざっぱな話。具体的な数字まで落としていない」と語るにとどまった。

 新制度では、設定した譲渡額を受諾した米球団を、球団側がどのような形で知るのかなど、明文化されていない部分もある。その点についてはNPBに問い合わせており「もう少し判断には時間がかかると思う」と慎重だった。田中について「優勝するには絶対に必要な人間」と残留が最優先事項と強調しながら「今は、あらゆる可能性があるとしか言えない」と苦悩に満ちた表情だった。

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2013年12月18日のニュース