能見　１億５０００万円で単年契約、来年国内ＦＡに「何も考えてない」

契約更改後、記者会見する阪神の能見

　阪神の能見篤史投手が１８日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉し、３千万円増の年俸１億５千万円、単年契約でサインした。阪神は全選手が契約更改を終えた。

　開幕前に日本代表としてワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に出場した今季はリーグトップタイの６完投で１１勝７敗、リーグ２位の防御率２・６９だった。チームが終盤に失速し、来季は先発陣が手薄になるだけに「先頭に立ってやらないと」とエースの自覚を込めた。

　順調なら来年国内フリーエージェント権を取得する。権利行使については「何も考えていない」と話すにとどめた。（金額は推定）