広島OB重用…落合GMと達川氏 共通するのは「猛練習」

[ 2013年10月12日 10:48 ]

中日・落合GM就任会見

(10月11日)
 中日・落合GMと達川氏の間には「猛練習」というつながりがある。広島は厳しい練習が伝統。一方の落合GMも、監督就任1年目の04年に「(各選手が)10%底上げすればいい」と現有戦力を徹底的に鍛え上げた。

 達川氏だけでなく、落合GMは中日監督時代に「広島OB」を重用した。長嶋清幸、原伸次打撃コーチ、小林聖始(誠二)、高木宣宏投手コーチら。野球の原点は練習にあり。そんな広島の伝統を中日に取り入れた。

 今回の達川氏の就任要請も、その流れに連なっているのだろう。年齢は落合GMが2学年上。達川氏は自身のブログで、現役時代の対戦を振り返りつつ、「ワシと落合さんは、妙にウマが合う間柄だったんよ」。さらに「プロ野球で、この人ほど、勝つ事にこだわった人はいないかも知れない」などと、その姿勢を絶賛している。打者と捕手。その駆け引きを通じて認め合う関係だった。

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