侍ジャパン投手コーチに鹿取氏 若い首脳陣の「相談役」

[ 2013年10月12日 06:00 ]

 侍ジャパンの投手コーチに15U(15歳以下)日本代表監督で、巨人でヘッドコーチなどを務めた鹿取義隆氏(56)が就任することが11日、分かった。

 鹿取氏は「正式なお話は頂いていない」としたが、第1回WBCでも日本代表の投手コーチを務めており、小久保裕紀監督(42)を中心に40代で組閣された若い首脳陣の「相談役」が期待される。

 鹿取氏はトップチームの投手コーチと15歳以下の代表との兼任。全世代の代表チームの一環強化を掲げる侍ジャパンの戦略的な人選だった。また日本ハムの現役兼任となる稲葉は、打撃コーチの就任が濃厚。新コーチが経験を積むため、当初有力視された前回WBC打撃コーチである立浪氏の就任は見送られた。侍ジャパンでは内野守備走塁コーチに元巨人、横浜の仁志氏、バッテリーコーチに元阪神の矢野氏の就任が決まっている。日本野球機構(NPB)は日本シリーズ後に予定している正式発表に向け、まだ確定していない外野守備走塁コーチなどのポストの人選を進める。

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2013年10月12日のニュース