カージナルスが先勝!ベルトラン、延長13回サヨナラ打

[ 2013年10月12日 14:30 ]

ドジャース戦の13回、サヨナラ打を放ち、チームメートに祝福されるカージナルスのベルトラン(3)

 米大リーグ、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第1戦は11日(日本時間12日)、セントルイスで行われ、2年ぶりのワールドシリーズ進出を狙うカージナルス(中地区)がドジャース(西地区)に延長13回3―2でサヨナラ勝ちした。

 先発はカージナルスが今季10勝の右腕ケリー、ドジャースは2009年サイ・ヤング賞右腕のグリンキー。

 ドジャースは3回2死満塁からウリベの中前タイムリーで2点を先制。その裏、カージナルスは2死から投手のケリーがチーム初安打を放つと、M・カーペンターが四球でつないでベルトランが右中間へ2点適時二塁打を放って追いついた。

 カージナルスは延長10回1死一、三塁から右飛を捕球したベルトランが好返球で三走の生還を阻止。続く11回の2死一、二塁、12回の1死一、二塁とピンチをしのぎ、13回1死一、二塁からベルトランが右翼線へサヨナラ打を放ち、5時間近い熱戦にピリオドを打った。

 ▼カージナルス・マシーニー監督の話 選手全員が大事な一戦を戦うという気持ちを持っていた。相手先発が好投手なのはみんな理解していたが、(先発の)ケリーが負けない投球をしてくれ、他の選手たちもそれぞれ活躍してくれた。

 ▼ドジャース・マッティングリー監督の話 われわれは何度も得点機を迎えたが、それを生かすことができなかった。残り試合も今日のような試合になるようなら、このシリーズはとても素晴らしいものになるだろう。

続きを表示

この記事のフォト

2013年10月12日のニュース