上原11球斬り!Rソックス、リーグ優勝決定シリーズ進出王手

[ 2013年10月6日 09:57 ]

レイズ戦の9回を締め、2本塁打のオルティスに抱きかかえられるレッドソックス・上原

ア・リーグ地区シリーズ第2戦 レッドソックス7―4レイズ

(10月5日 ボストン)
 米大リーグ、ア・リーグの地区シリーズ「レッドソックス―レイズ」第2戦は5日(日本時間6日)、ボストンで行われ、レッドソックスが7―4で勝ち、2連勝。リーグ優勝決定シリーズ進出にあと1勝とした。

 レッドソックスの上原は7―4の9回に4番手で登板し、1回を無安打無失点2奪三振と好投した。「苦手な一人」というジョイスに対し、上原は「先頭打者だけ(出さないように)という思いで力を込めた」とスピリット2球で追い込み、最後は内角高めの144球の速球で空振り三振。続くロバトンも2球で追い込み、今度はスプリットで空振り三振。マイヤーズには追い込んだ後にファウルで2球粘られたものの、最後は速球で一ゴロ。わずか11球、オールストライクの投球でポストシーズン初登板を11球で締めた。

 田沢は6―4の8回に3番手で登板し、1回を1安打無失点に抑えた。1死後にヤングに中前打を許したが、続くエスコバルを二ゴロ併殺に打ち取った。

 ポストシーズン初セーブを挙げた上原は「勝ってよかった。8回の1点が大きかったし、タズ(田沢)が抑えてくれたのもよかった」と笑顔。7日(日本時間8日)の敵地での第3戦に勝てば、リーグ優勝決定シリーズ進出が決まるとあって「勝つことしか考えていない。みんな、そういう気持ち」と表情を引き締めていた。

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