土橋さんを悼む ノムさん「また同級生が…寂しい」栗山監督は感激忘れず

[ 2013年8月26日 19:54 ]

亡くなった土橋正幸氏

 24日に亡くなった、元日本ハム、ヤクルト監督の土橋正幸さんをしのび、球界から悼む声が相次いだ。

 ヤクルトの選手時代に土橋さんの下で活躍した、日本ハム・栗山監督は「入団2年目に初めてスタメンで使ってくださったのが土橋さん。それを伝えられた時のことは今も忘れません。プロ野球は戦い、男の勝負なんだ、ということを学ばせてもらった」と、この世界で生きていく礎を後押ししてくれた恩師をしのんだ。

 昭和30年代を中心に、土橋さんとともにパ・リーグの顔で、南海の捕手だった野村克也氏は対戦の時の印象を「せっかちで“ちぎっては投げ、ちぎっては投げ”の投球スタイルで、田舎育ちでのんびりしていた私は自分のペースで打てず、相性がよくなかった」と数々の名勝負を振り返った。2人は同じ1935年(昭10)生まれの同級生。「また同級生の選手が亡くなった。寂しいかぎり」と肩を落とした。

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