松坂再生に自信 野茂にスライダー伝授のコーチ「150キロ出る」

[ 2013年8月26日 06:00 ]

今季初登板から一夜明け、キャッチボールをするメッツ・松坂

 メッツのダン・ワーセン投手コーチが松坂再生に自信を見せた。

 初登板は5回5失点に終わった右腕に対し、3回以降は3イニング連続3者凡退に仕留めた内容を評価。「ダイス(松坂)はいろんな球種を使いこなせる。直球もフォーム的な部分が良くなればスピードはもっと上がる。93マイル(約150キロ)は出ると思う」と太鼓判を押した。

 同コーチは00年タイガースで野茂、10年は五十嵐(現ソフトバンク)や高橋(現ロッキーズ傘下3A)ら日本人投手を指導した縁がある。特に直球とフォークしか投げなかった野茂にスライダーを伝授。後に野茂は「コーチが教えるのが上手だから覚えた」と語ったが、01年以降3年間で45勝を挙げるきっかけを与えた。

 登板から一夜明けた松坂は、キャッチボールなどで軽めの調整。「(体調は)いつも通り。大丈夫だと思います」とにこやかに話した。次戦は28日(日本時間29日)のフィリーズ戦に先発する。

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2013年8月26日のニュース