前橋育英・高橋光成が合流 目標は「世界一です」

[ 2013年8月26日 06:00 ]

世界一を目指し気合の入る(左から)松井、安楽、森友、高橋光。背の高い安楽、高橋光に挟まれ森友は背伸びをする

 第26回IBAF18Uワールドカップ(30日~9月8日、台湾)に参加する高校日本代表の国内合宿2日目が25日、大阪府枚方市内で行われ、今夏の甲子園で優勝した前橋育英の高橋光成(こうな)投手(2年)が合流。今大会の目標を問われ「世界一です」と誓った。

 初めて背負う日の丸。2年生右腕は一日遅れの合流とあって「(日本代表メンバーは)オーラがあって、(輪の中に)入りづらい」と初々しい感想を口にした。投球練習は行わず、キャッチボールなどで調整。ブルペンでは、昨夏の甲子園で1試合22奪三振の大会記録を樹立したプロ注目の左腕・松井(桐光学園)の投球を観察した。憧れている存在で「凄い体がしなっていて、腕の振りが速い。打者は見づらいと思う」と話した。

 優勝後は環境が劇的に変化。群馬の実家では一歩外に出ると有名人で「近くのスーパーに行くと、たくさんの人に囲まれて買い物できなかった」という。宿舎では同じ2年生の安楽(済美)と同部屋になった。「足のサイズを聞きました。僕が29で、安楽投手は30。スライダーの握りも聞いてみたい」。練習試合で登板予定はなく、ぶっつけ本番で世界一を目指す。

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2013年8月26日のニュース