マエケンあと1人で完封逃し「台無し」も4年連続2桁に手応え

[ 2013年8月13日 22:01 ]

<神・広>レフトスタンドの声援に帽子をとって応える前田健

セ・リーグ 広島2―1阪神

(8月13日 京セラD)
 広島の前田健は球団では川口和久以来(86~91年の6年連続)となる4年連続2桁勝利に「続けることに意義がある。通過点だが、取りあえず良かった」と満足感をにじませた。

 8回までわずか2安打で無失点。試合前まで防御率0・25とカモにしている阪神戦で今季2度目の完封を狙ったが、9回2死から坂の右越えソロを浴びた。あと1人という場面で完封を逃し「台無し。気持ちよくはない」と顔をしかめたが、それでも続く関本を空振り三振に切ってとった。

 同学年の楽天・田中がプロ野球記録となる開幕16連勝をマークしたことが大きな刺激となっている。「勝ちがチームの貯金につながっている。自分もそういう投球ができたら」と自身も貯金を積み重ねることを誓った。

続きを表示

2013年8月13日のニュース