横浜、投打かみ合って初戦突破!高浜3ラン、伊藤毎回の14K完投

[ 2013年8月13日 10:11 ]

<丸亀・横浜>5回表、左越えに3ランを放ち一塁を回る横浜・高浜(左)

 第95回全国高校野球選手権大会第6日は13日、甲子園球場で2回戦が行われ、春夏通じて5度の優勝を誇る横浜(神奈川)が7―1で丸亀(香川)に快勝し、3回戦に駒を進めた。横浜の渡辺監督は歴代3位タイの甲子園51勝目を手にした。

 横浜は3回、3本の二塁打を含む4連打で3点を先行。9番・根本が左中間を破る二塁打で1死二塁とし、続く川口の三塁線を破る適時二塁打で先制のホームを踏んだ。松崎の内野安打で1死一、三塁とチャンスを広げ、3番・浅間は初球を捉えて左中間を破る2点二塁打を放った。

 5回には1死二、三塁から4番・高浜が初球の内角の直球を完ぺきに捉え、左翼席へ飛び込む3点本塁打。リードを6点に広げ、7回にも相手守備の乱れを突いて1点を追加して試合を決めた。浅間は全5打席で安打を放ち、2打点を挙げる活躍。

 先発の2年生左腕・伊藤は9回に1点を失ったが、毎回の14三振を奪って8安打完投勝利。

 丸亀は4、7回には得点圏に走者を進めたがあと1本が出ず、8回には2死満塁の絶好機を築いたが、代打・小野が空振り三振。9回に3安打を集めて1点を返したが、計12残塁の拙攻で1990年以来23年ぶりの甲子園勝利はならなかった。

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