前橋育英・高橋光に江川氏も注目「楽しみな高校生が出てきた」

[ 2013年8月13日 09:28 ]

<前橋育英・岩国商>完封勝利を挙げた、前橋育英・高橋光の帽子を飛ばしながらのピッチング

第95回全国高校野球選手権1回戦 前橋育英1―0岩国商

(8月12日 甲子園)
 前橋育英(群馬)は先発した1メートル88の長身右腕、高橋光成(こうな)投手(2年)が、大会歴代2位の9者連続を含む13奪三振で5安打完封。1―0で岩国商(山口)に競り勝ち、春夏通じて甲子園初勝利を挙げた。

 6回、9番・中川にセーフティーバントを決められ、記録がストップ。高橋光は「(記録は)知らなかった。知っていたら、バントができないくらいのスピードのストレートを投げたのに…」と振り返った。9者連続は甲子園歴代2位の大記録で、73年春に作新学院(栃木)の江川卓が打ち立てた8者連続をも超えた。

 ▼江川卓氏(元巨人。作新学院3年時、73年センバツ準々決勝の今治西戦で8者連続三振)ピッチャーにとって一番魅力がある三振を9者連続で奪うとは凄い。長身だし、まだ2年生。またまた楽しみな高校生が出てきたね。これから先、どんなピッチャーに成長していくか注目していきたい。

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2013年8月13日のニュース