Aロッド 歓声と罵声の今季1号「これがニューヨーク」

[ 2013年8月13日 06:00 ]

タイガース戦の2回、左越えに今季1号ソロを放つヤンキースのロドリゲス

ア・リーグ ヤンキース5―4タイガース

(8月11日 ニューヨーク)
 薬物規定違反による211試合の出場停止処分に異議申し立てをしているヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(38)が、今季1号本塁打を放った。0―1の2回先頭で、剛腕バーランダーから左越えへ同点ソロ。歓声とブーイングが入り交じる中、無表情でベースを一周し「これがニューヨーク、ここのファンは最高さ。10年間、ファンの声援には本当に感謝している」と話した。

 3回2死二塁では右翼線適時打。通算1952打点で、スタン・ミュージアル(元カージナルス)を抜いて歴代5位に浮上し「年をとったということ。名前のある選手と名を連ねることができて光栄」と喜んでいた。

 ただ、薬物関連の話題は途切れることはない。複数の米メディアはロドリゲスが昨季、元ジャイアンツのバリー・ボンズに薬物を提供していた栄養補助食品会社「バルコ」を訪ねていたと報道。パフォーマンスを高める合法サプリメントの相談をしたという。一方、ジャイアンツの地元紙、サンフランシスコ・クロニクルは、出場停止期間中の受け入れ先として「米独立リーグのパシフィック・アソシエーションが名乗りを上げた」と伝えた。 

続きを表示

2013年8月13日のニュース