延岡学園“桃魂”で逆転35年ぶり3回戦決めた

[ 2013年8月13日 06:00 ]

<自由が丘・延岡学園>9回1死、友岡を見逃し三振に打ち取りガッツポーズをする延岡学園・横瀬

第95回全国高校野球選手権2回戦 延岡学園4―2自由ケ丘

(8月12日 甲子園)
 「桃色軍団」延岡学園が35年ぶりの3回戦進出を果たした。宮崎大会の全5試合でも先発登板のなかった背番号1の「先発しないエース」左腕・横瀬が、同点の4回無死一、三塁から2番手で救援。6回を3安打無失点の力投で逆転勝利を呼び込んだ。

 横瀬が「途中で出る方が性に合っている。テンションが上がっていい。先発だと気持ちが乗らない」と言えば、重本浩司監督も「先発だと気持ちが切れちゃうんです」と苦笑い。横瀬が入学した年からユニホームはクリーム色からピンク色に変更された。全国的にもあまり例のない色に、2安打を放った4番・岩重も「目立っていい」と誇らしげだった。

 ▼延岡学園・松元(1―2の5回無死二塁でバントを試みたが、反則打球でアウトに)審判員に“バットに当たる前に(打席から)足が出ました”と説明された。

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2013年8月13日のニュース