岩隈、11勝目ならず…7回1/3を2失点と好投も「これが野球」

[ 2013年8月6日 13:56 ]

ブルージェイズ戦の8回、同点とされて降板し、ベンチで悔しそうなマリナーズ・岩隈

ア・リーグ マリナーズ1―3ブルージェイズ

(8月5日 シアトル)
 米大リーグ、マリナーズの岩隈は5日(日本時間6日)、シアトルでのブルージェイズ戦に先発、7回1/3を投げて4安打2失点と好投したものの、今季11勝目はならず、5敗目を喫した。チームは1―3で敗れた。

 初回、いきなり先頭のレイエスに右前打を許した岩隈だが、続くデービスを遊ゴロ併殺に仕留め、この回のブルージェイズの攻撃を3人で終わらせると、2、3回は3者凡退。4回には2死から連続四球で一、二塁のピンチを招いたものの、リンドをニゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 0―0で迎えた7回には先頭のエンカーナシオンに四球を与え、内野ゴロ2つでこの試合初めて三塁に走者を進められたが、イズタリスを二ゴロに打ち取り、ここも無失点と踏ん張った。

 その裏、マリナーズはスモークの11号ソロで先制。しかし、直後の8回、岩隈はローリーに右中間三塁打、1死後、レイエスに中前適時打を浴びて同点に追いつかれ降板。救援投手が打たれて2失点となった。

 前回登板のレッドソックス戦では毎回のように走者を背負う苦しい投球だったが、この日は持ち味を発揮して昨季のサイ・ヤング賞のディッキーと投手戦を繰り広げたが、白星をつかむことはできなかった。

 ▼岩隈の話 これも野球だと感じる。しっかり投げられた。うまくボール球を見せながら試合をつくることができた。自分の投球を継続できている。ある程度、自信を持ってできている。

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