いきなり激突!浦和学院・小島VS仙台育英・上林

[ 2013年8月6日 06:00 ]

いきなり激突する仙台育英・上林主将(左)と浦和学院・山根主将

第95回全国高等学校野球選手権大会 組み合わせ決定

 センバツ覇者で大会史上8校目の春夏連覇を狙う浦和学院(埼玉)とセンバツ8強の仙台育英(宮城)の優勝候補同士が、いきなり1回戦で激突する。甲子園では春夏通じて初の対戦となり、注目は浦和の2年生エース小島(おじま)と今秋ドラフト候補の4番・上林の対決だ。

 「(仙台育英は)強いチームなので気が引き締まっていい。(上林は)スイングが速いが、特別意識しない。一人一人の打者を抑える」と小島。センバツでは5試合計42回をわずか3失点に抑え、埼玉大会では準々決勝の埼玉平成戦で完全試合を達成した。昨秋の明治神宮大会を制した仙台育英の強力打線に対しても、左腕は持ち味の内角攻めを徹底する。

 上林は高校通算23本塁打を誇る左のスラッガー。宮城大会では打率・435。決勝でも一発を放ち、自らを「持ってる男」と称するほどの勝負強さが売りだ。埼玉県出身で中学時代は浦和シニアに所属。「浦和学院の選手はほとんど知っている。引き当てたからには勝ちたい。試合中に攻略する」と力を込めた。

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