尊敬するジーターから“55番”…「プレーするんだろ」ジョークも

[ 2013年7月29日 07:52 ]

引退セレモニーで、ヤンキースのジーター選手(右)と言葉を交わす松井秀喜氏

 昨年引退した松井秀喜氏(39)が28日、ヤンキースと1日限定のマイナー契約を結び、本拠地ヤンキースタジアムでレイズ戦の前に引退式に臨んだ。セレモニーでは「これまでたくさんのチームメートがいたが、最も尊敬できる選手」と敬意を抱くヤンキースの主将ジーターから額に入った背番号「55」のユニホームを受け取った。

 この日故障者リストから復帰したジーターは「松井がチームメートだったことに感謝しているし、今日偶然にも自分が(戦列に)戻ることができてうれしい」と話した。松井氏には「今日プレーするんだろ」と冗談めかして声を掛けたという。

 ▼ヤンキース・キャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)の話 誰もが覚えているのはその勝負強さだろう。彼の働きに感謝したい。真のプロフェッショナルだ。契約できたことはわれわれにとって宝だ。

 ▼ヤンキース・ジラルディ監督の話 頼りになる中軸としてだけでなく、人柄でチームメートに慕われていた。彼のような選手を見つけるのは難しい。

 ▼ヤンキース・ペティット投手の話 素晴らしい式だったし、それにふさわしい選手。2009年のワールドシリーズが一番の思い出だろう。あの時はクラッチヒット(勝負強い安打)に次ぐクラッチヒット。大きな仕事をしてくれた。(共同)

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