もう一度同じ舞台で…山本昌「2人でお立ち台に上がるチャンスまだある」

[ 2013年7月29日 17:25 ]

 29日に今季限りでの現役引退を正式表明した中日・山崎武司内野手(44)に対し、山本昌投手(47)ら中日ナインやかつてのチームメートがコメントを発表した。

 ▼中日・山本昌投手の話 寂しいけれど彼が決めたこと。あいつが先か、僕が先かという話。2人でお立ち台に上がるチャンスはまだある。もう一回、同じ舞台で試合に出られればうれしい。

 ▼中日・谷繁元信捕手の話 ドラゴンズに帰ってきて、ほぼ代打だったけれど、愚痴も言わずに自分の仕事をしっかりやっていた。

 ▼中日・和田一浩外野手の話 もう少し一緒にやりたかった。決断に関して僕らが何も言うことはない。(1軍に)上がってきたら、勇姿を焼き付けながらプレーしたい。

 ▼中日・岩瀬仁紀投手の話 入ったときにプロ野球とはどういうものかを教えてくれた人。寂しいけれど、みんなが通る道。仕方がないこと。ありがとうございました、お疲れさまでしたと言いたい。

 ▼中日・荒木雅博内野手の話 入ったときからとてもかわいがってもらった。義理や人付き合いに厳しく、野球選手としても人間としてもすごい人。ありがとうございましたのひと言だけ。

 ▼楽天・田中将大投手の話 プロに入った当初からいろいろ言っていただいて、苦しい時も声を掛けてくれました。ことしの交流戦、ずっと「戦いたい」と言っていただいていたので対戦できて良かった。

 ▼楽天・嶋基宏捕手の話 野球の厳しさを教えてもらった。武司さんがいなかったら野球人として一人の人間としてもここまで来られなかった。

 ▼野村克也氏の話 山崎ほどの実績を残せば、引退は周囲に言われることではなく自分で決めるもの。2006年に偶然、楽天で出会って「配球を読めば、まだまだホームランを打てる」と教えた。若い選手にはコーチのように厳しく接し、それでも慕われていた。苦しんだ経験を生かして、いい指導者になってほしい。

続きを表示

2013年7月29日のニュース