岸 中日戦は無傷5連勝「慎重に慎重に投げた」373日ぶり完封

[ 2013年5月25日 21:09 ]

<中・西>完封勝利しファンの声援の応える岸

交流戦 西武2―0中日

(5月25日 ナゴヤD)
 今季ここまで7試合投げてわずか1勝。西武・岸にとっては物足りないシーズン序盤だったが、この日は見違えるピッチングを見せた。

 3回までは走者を許さず、4回の1死一、二塁のピンチも23試合連続安打中の4番ルナ、5番和田をフライに打ち取った。あとは6回に2番荒木に二塁打を許しただけで、全く危なげなく9回を投げ切った。

 昨年5月17日のDeNA戦以来、373日ぶりの完封に「久々に9回投げて疲れたけど楽しかったです」と汗を浮かべて111球を振り返った。

 さらに中日戦は5連勝となり「慎重に慎重に投げた結果。チームが勝つように投げた」と油断なく攻めの投球でつけ入るすきを与えなかった。

 前カードの広島戦で牧田が打球直撃で降板、中継ぎ登板の涌井が決勝弾を浴びるなど投手陣受難の中、キラリと光る勝ち星となった。これで2勝目、レオのエースが夏に調子を上げていく。

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