中畑監督 2軍落ち石川から主将剥奪も「ふてくされてベンチにいる」

[ 2013年5月25日 06:00 ]

<国学大・駒大>ネット裏で試合を観戦するDeNA・中畑監督

 DeNA・中畑監督の表情が一変した。故障以外では08年以来5年ぶりの2軍降格が決まった石川について、福岡空港で言及。昇格のメドを設けず、主将の肩書を剥奪する考えまで明かした。

 「不調だとふてくされてベンチにいる。そんな選手は許さないし、このままだとずっと使えない。主将をとった(外した)方がいいかもしれない」

 今季は開幕から「1番・遊撃」で起用も打率・236と低迷。18日の日本ハム戦(横浜)から5試合連続でスタメンを外した。「タケ(石川)はもっとできる。それだけの能力はある」と常々口にしている。厳しい言葉は期待の裏返しでもある。石川は「いろいろな人からアドバイスをもらいながら頑張ります」と言葉少なに語った。

 交流戦では指名打者で起用しているラミレスについても「チームに良い影響を与えている選手」と評価しながら「後藤も状態は良い。多村を指名打者という選択肢もある」と強調した。借金4ながら現在、Aクラスをキープ。念願のCS進出へ向け、主力も特別扱いしない方針を明確に打ち出した。

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2013年5月25日のニュース