谷繁 2球団1000安打 大杉、金本に次ぐ史上3人目

[ 2013年5月13日 06:00 ]

<広・中>4回2死一、三塁、中日・谷繁は右前適時打を放つ

セ・リーグ 中日6-11広島

(5月12日 マツダ)
 中日・谷繁が、史上3人目となる2球団での1000安打を達成した。

 4回2死一、三塁で内角直球をしぶとく右前適時打。1002安打した大洋・横浜時代に続いて中日でも大台に到達した。6日のヤクルト戦(神宮)で通算2000安打を記録している42歳は「2000本と一緒でピンとこない。でも数字を見れば、両チームに少しでも貢献できたのかなと思っています」と語った。

 6回に中前打、8回は左越え3号ソロを放ち、3安打2打点。これで通算1000打点にもあと2と迫った。しかし、投手陣が11失点と崩れて逆転負け。再び最下位転落とあって、記録を素直に喜べない。6日に続いて記念日を白星で飾れず「勝てれば記録なんてどうでもいい。一つ一つの勝利を目指してきた結果、今の僕がある」と最後まで表情は険しかった。

 ≪大杉、金本に続いた≫谷繁(中)が4回の右安打で中日通算1000安打。01年まで所属した大洋・横浜で1002安打しており、2球団で1000安打以上は大杉勝男、金本知憲に続く史上3人目となった。要した期間は大洋・横浜での13年1416試合に対し、中日では12年1390試合とわずかにペースを上げた。

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2013年5月13日のニュース