オリックス 15安打も崩せぬマー君の壁 KO東野2軍降格も

[ 2013年4月24日 06:00 ]

<オ・楽>4回途中降板するオリックスの東野(中央)

パ・リーグ オリックス3-9楽天

(4月23日 京セラD)
 呪縛としか言いようがない。オリックスは天敵・田中に今季最多タイの15安打も浴びせても勝てない。

 被安打15は、田中にとってもプロワースト…。森脇監督は「田中1人にみんなで襲いかかったけど及ばなかった」と、ぶ然とした表情だった。

 2日に2―8で敗れたのに続き、対田中は早くも今季2敗目。10年6月29日に勝って以来、黒星をつけられず、同年の8月1日から7連敗となった。3回には糸井の二盗を李大浩(イ・デホ)が適時打で返す理想的な得点を挙げたものの、中盤以降はホームが遠かった。

 先発の東野が前回16日の西武戦に続くKO。中継ぎ陣も踏ん張れず、7回に5失点して決着がついた。東野は「前回の登板同様、ボール先行で苦しいピッチングになった」とうなだれ、西本投手兼バッテリーコーチは「次があるか分からない」と2軍降格を示唆した。6日以来の借金1で、ソフトバンクに抜かれて4位に転落。踏ん張れるか、勝負どころとなりそうだ。

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2013年4月24日のニュース