カノ 薬物使用か 禁止薬物購入者リストに関係者の名前

[ 2013年4月24日 06:00 ]

禁止薬物使用疑惑が報じられたヤンキースのカノ

 米スポーツ専門局ESPN電子版は22日(日本時間23日)、ヤンキースの主砲ロビンソン・カノ内野手(30)が、薬物問題の調査対象となっていると報じた。

 ヤ軍のロドリゲス、ブルージェイズのカブレラらが記載されているマイアミの治療院の禁止薬物購入者リストに、カノが設立した財団の代表者の名前もあるとした。同代表者は薬物の入手について「絶対にない。食事に関する相談をしただけ」と否定。カノは「自分は毎日試合に出るだけ。(報道を)気にしないし、何もコメントしない」と話した。

 今年のWBCでドミニカ共和国を初優勝に導きMVPに輝いたカノは、01~03年の薬物使用を認めたロドリゲスを兄と慕う間柄。また、薬物規定違反により昨季出場停止処分を受けたカブレラとも親友関係にある。さらに今回、財団と治療院との接点が判明したことで、大リーグ機構はカノ本人と治療院との関連性を調査中だという。

続きを表示

2013年4月24日のニュース