松坂　マイナーで２敗目　３安打８Ｋも逆転２ラン浴びる

スクラントン戦の６回、逆転２ランを浴び、渋い表情を浮かべる３Ａコロンバスの松坂

　インディアンス傘下のマイナー、３Ａコロンバスの松坂は２３日、ペンシルベニア州スクラントンでのスクラントン戦に先発し、６回１／３を投げて１本塁打を含む３安打２失点で負け投手となった。

　３四死球８三振、防御率は４・５８。今季４度目のマイナーでの登板で２敗目。

　前回登板では投球の半分がボールだったが、この日は課題の制球も落ち着き、１０１球のうち６０球がストライク。１―０の六回、左打者に逆転の右越え２ランを浴びたが、それ以外は安定した投球だった。カットボールなどの切れのある速球と緩い変化球を効果的に組み合わせて８三振を奪った。

　コロンバスのトレミー監督は「速球の制球がとても良かった。それにチェンジアップやカーブをうまく使っていた。いい仕事をしてくれた」と右腕を評価した。