強竜打線 久々お目覚め 1試合3発、統一球でナゴヤD初

[ 2013年4月24日 06:00 ]

<中・神>7回、中日・和田は左中間に2ランを放ち、ナインに迎えられる

セ・リーグ 中日15-3阪神

(4月23日 ナゴヤD)
 強竜打線が眠りから覚めた。中日は序盤から得点を積み重ね、今季最多タイの13安打で同最多15得点。統一球導入後初となるナゴヤドームでの自軍3本塁打のおまけも付き、連敗を3で止めた。

 阪神・能見の立ち上がりを攻め、初回に和田の犠飛と井端の適時打で2点を先制。2回には藤井が左中間に1号ソロを放つなど相手エースを4回でマウンドから引きずり下ろし、5回には打者12人攻撃で8点を奪い勝負を決めた。

 1本塁打を含む6打点の和田、3打点の井端、さらに代打本塁打した森野ら、実績者が復調気配を示した。「これからやっていかなきゃいけない人がみんな、打ったり守れたりした。これが一番大きい」。久々の大勝劇に高木監督も終始、笑顔だった。

 ▼中日・和田(4号2ランなど2安打6打点。チームも4年ぶりの15得点)チームの勢いに乗って打たせてもらった。

 ≪09年8月26日以来≫中日が今季最多タイの13安打で15得点。15得点以上は09年6月10日楽天戦の15点以来。この日は藤井、森野、和田が本塁打。1試合3本塁打は昨季5月9日ヤクルト戦(岐阜)以来だが、本拠地のナゴヤドームに限ると09年8月26日巨人戦に森野、李炳圭(イ・ビョンギュ)、平田でマークして以来。11年の統一球導入後では初。

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2013年4月24日のニュース