山田元コーチ 投手陣を心配「リリーフの調子悪い」「マー君調子上がらない」

[ 2013年3月17日 09:12 ]

<カブス・日本>ブルペンで投球練習をする前田

 第2回WBC日本代表の投手コーチで、野球評論家の山田久司氏(64)が17日、TBS系の情報番組「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演し、決勝トーナメントに臨むWBC日本代表について、「リリーフの専門職が調子悪い」と不安を指摘した。

 「これというリリーフ投手がいない」とする山田氏。「あえて使える投手」として名前を挙げたのが、牧田(西武)、杉内(巨人)、摂津(ソフトバンク)の3人だった。

 ポイントは先発投手とし、「95球投げられる。何回まで投げられるか…。5、6回までいってくれれば、2、3人でまかなえる」とし、先発の前田健の投球がカギを握ると指摘した。

 決勝での先発が予想される田中(楽天)については「WBCは準決勝が一番大切。いざとなったら準決勝で使うぞというくらいのことを言っておけばよかった。何が起こるかわからない。準決勝で負けたらエースが使えなくなる」と山田氏。投げるたびに失点をし、調子がいいのか悪いのか判断が難しい右腕だが、山田氏は起用法に言及。先発で調子が悪くて「リリーフで使って、また先発で使った。こういう時は絶対に調子は上がりません」と断言した。

 同番組に出演した、野球評論家の張本勲氏(72)は「負ける相手じゃない。日本が一番強い」と太鼓判を押した。

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2013年3月17日のニュース