菅野 鉄人金本氏の苦労話は「重みがあった」

[ 2013年3月5日 06:00 ]

終了証を受け取り降壇する巨人・菅野(左)と日本ハム・大谷

NPB新人研修会

 巨人の菅野は鉄人から学ぶ。新人研修会で昨季限りで現役を退いた元阪神の金本知憲氏(44)の講演を聞き「去年まで選手として現場にいらっしゃった方なので、一つ一つの話に重みがあった」と感銘を受けた様子だった。

 91年のドラフト4位で広島に入団した金本氏は「入団から2年間はキャンプで特打をやったことがない。休日練習にも呼ばれなかった」など現役時代の苦労話を披露。その上で「そこで腐るのか、見返してやるという気持ちを持ってやるか」と説いた。菅野は「反骨心という言葉がぴったりだと思いました。今後、この講義を生かしていきたい」と心に刻んだ。

 前日のソフトバンクとのオープン戦(東京ドーム)で4回4失点を喫し、次回は10日の阪神とのオープン戦(甲子園)での先発が濃厚。「次の試合見てろよ、と強い気持ちを持ってやりたい」と金本氏の講義をさっそく実践する。

続きを表示

2013年3月5日のニュース