柏日体野球部で部員平手打ち 監督停職「遅刻や自転車の2人乗りを注意」 

[ 2013年2月4日 11:38 ]

 千葉県柏市の私立柏日体高校(鈴木誠治校長)で、野球部監督の男性教諭(37)が1年生の男子部員4人の顔を平手で殴るなどしたとして、停職3カ月の処分を受けたことが4日、同校への取材で分かった。

 同校によると、体罰があったのは昨年4月から6月。教諭は「部活への遅刻や自転車の2人乗りを注意するための生活指導だった」と話しており、4人にけがはなかった。処分は今月1日付。同校は3日に保護者説明会を開いて、4日に県に報告した。

 別の1年生部員同士のけんかをめぐり同校が昨年11月、教諭から聞き取り調査をする中で体罰が発覚。教諭は11月下旬以降、部活動の指導を自粛していた。

 同校野球部は、昨年夏の全国高校野球千葉大会で準優勝している。

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2013年2月4日のニュース