大谷 アウトロー宣言!初登板初球は「低めにきちんと」

[ 2013年1月15日 06:00 ]

日本ハムの大谷は両親から贈られた自転車の調子を確かめる

 日本ハムのドラフト1位・大谷(花巻東)が、アウトロー宣言だ。栗山監督も感心するほどの好青年にはドッキリ発言だが、アウトローと言っても「無法者」になるというわけではない。

 新人合同自主トレ開始後、初の休日となった14日、公式戦初登板の初球に何を投げるのかを問われると「アウトコース低めに投げたい。カウントが取れる球だし、低めにきちんと投げたい」とデビュー戦のイメージを描いた。

 外角低めの直球は「投手・大谷」の生命線。昨夏の岩手大会で高校生最速の160キロをマークした時も糸を引くような直球が「アウトロー」に収まった。低めに投げるには強じんな下半身や安定したフォームをつくり上げる必要があり、大谷も「フォームとか、そういうことはいつも考えている」と自覚している。

 千葉・鎌ケ谷の勇翔寮周辺は、故郷・岩手のような銀世界。大谷は「予定はないので、テレビを見ながらゆっくりしたい」と初のオフを完全休養に充てた。キャンプ初日の2月1日からは、トム・クルーズの主演映画「アウトロー」が全国で上映されるが、球界でもキュートな黄金右腕が「危険な男」に変身する。

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