大谷感激!憧れメジャーリーガーと初対面「話聞いてみたい」

[ 2012年12月27日 06:00 ]

雪が吹きつける中、雪玉を投げる大谷

 生まれて初めてのメジャーリーガーとの対面に、驚きと感激が入り交じった。日本ハムにドラフト1位で入団した大谷翔平投手(18=花巻東)が26日、札幌市内の球団施設を見学。合宿所内のトレーニングルームでは日本ハムからレンジャーズに移籍し、昨季はリーグ優勝に貢献した建山と対面した。

 「(建山のことは)すぐに分かりました。“頑張って”と声を掛けてもらいました。ビックリしすぎて何だか…。でもお会いできてうれしかったです」

 ドラフト前の10月21日にメジャー挑戦を表明。その後、1位指名を受けた日本ハムの説得で翻意したが、将来的にはメジャーリーグで活躍する夢を今も持っている。そんな18歳にとって、建山は憧れの存在だ。例年オフは古巣の屋内練習場でトレーニングを続けているとあって「今後チャンスがあればいろいろな話を聞いてみたいですね」と大谷は目を輝かせた。

 札幌はこの日午前、JRが運転見合わせとなるほどの猛吹雪に見舞われた。大谷も渋滞に巻き込まれ到着時間が1時間遅れるなど、さっそく北海道の洗礼を浴びた。それでも「そういうときに来られていい経験をさせてもらった。北海道を感じています」とケロリ。吹雪の中待っていたファンには「応援してもらってありがたいし、ファンの方のためにも頑張りたい」と笑顔で会釈するなどファンサービスも忘れなかった。プロ野球選手としてスタートを切った大谷の心は、凍える寒さも感じないほどに熱く燃えていた。

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