巨人の資料めぐる仮処分 高裁も裁判所保管認める

[ 2012年12月27日 20:50 ]

 プロ野球巨人の内部資料を清武英利・元球団代表が出版社「ワック」(東京)に持ち出したと巨人が主張している問題で、東京高裁も27日、資料について裁判所での保管を認める決定をした。

 巨人側によると、決定は「資料が第三者に移れば経営に影響が出る可能性がある」と判断した。

 東京地裁は5月、巨人の仮処分申請を認めて資料の移動を禁じる決定をし、地裁執行官による保全手続きでワック社内から資料4点が見つかった。ワック側は異議を申し立てたが退けられたため、高裁に抗告していた。

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2012年12月27日のニュース