森福5000万円増 本多2000万円減…代表候補明暗

[ 2012年12月27日 19:22 ]

契約更改を終え、記者会見するソフトバンクの森福允彦投手

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表候補、ソフトバンクの本多雄一内野手(28)と森福允彦投手(26)が27日、福岡市のヤフードーム内で契約更改交渉に臨んだ。本多は2000万円減の年俸1億8000万円プラス出来高払いでサイン。森福は5000万円増の年俸1億2000万円プラス出来高払いで更改した。

 本多は今季、首痛で2010年4月から続いていた連続フルイニング出場が途切れるなど、出場123試合、打率2割4分6厘で「全体的に見て去年より落ちている」と受け入れた。盗塁数も34にとどまり、元盗塁王は「もう一度60盗塁したい」。また52にとどまった得点ではリーグ優勝した10、11年に80以上記録したことを挙げ「こだわっていきたい」と話した。

 森福は中継ぎの柱として2年連続60試合以上となる65試合に登板。17セーブをマークしたが、サヨナラ負けを含めて5敗。「いろいろ経験した。悔しい1年だった」と喜びは控えめだった。

 左腕は来季に向け「まずはWBCに選ばれることが目標で、選ばれたら3連覇。(シーズンでは)己超え」と今季以上の活躍を誓った。(金額は推定)

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