スギちゃんが選ぶ球界ワイルドプレー 内海“股間キャッチ”が金

[ 2012年12月27日 10:09 ]

ワイルドな写真に選んだものに 食らいつくスギちゃん

 このプレー、ワイルドだろぉ~!今年もさまざまなハッスルプレーがファンを魅了したプロ野球。そんな「ワイルド」な瞬間を、大ブレーク中のお笑い芸人・スギちゃん(39)が選んでくれた。自身も愛知・尾西時代に野球部に所属。通算打率6割超で、右翼を守り甲子園を目指していた熱血球児。そんなスギちゃん選定の、ワイルドさ満点のプレーの数々で熱かった今シーズンを振り返る。

 痛そうだぜぇ~。巨人・内海投手の股間直撃。スギちゃんも高校時代、自打球を「チ~ン」と当てちゃったことがあるぜぇ。朝練でトスを上げてた時には、打者が打った打球が顔面を直撃。血だらけになって、今も差し歯なんだぜ。ワイルドだろぉ。7番・ライト。甲子園を目指して、青春だったなぁ。

 でも3年夏の愛知大会は1回戦で岡崎商に1―5で負けちまったぜ。弱かったなぁ。1点目はライトのスギちゃんが打球を見失っちまった。後輩の投手に「何やってんだ!!」って怒鳴られたぜぇ。それでも唯一の得点は、スギちゃんが安打で出てホームにヘッドスライディング。ワイルドだろぉ。ただ、肩が弱かったぜ。バックホームはいつも山なり。相手チームに笑われてたぜぇ。練習は熱心にやったぜ。マスコットバットで素振り。血が出るまで振ってたぜぇ。通算打率は6割超。でも、バットを短く持ってたぜ。ホームランはゼロ。もったいなかった。もっとワイルドに振っていれば、けっこうスタンドに叩き込んでたと思うんだけどなぁ。

 当時はもちろん頭は丸刈りだったけど、女の子にはモテたぜぇ。スパイクをバックネット裏に置いとくと、女生徒が臭いをかぎに来てた。本当だぜぇ。ワイルドだろぉ。でも今思い出しても、ほろ苦いなあ。本気で甲子園行こうと思ってたけど…。私立の強豪校と練習試合をしたら、けっこういい感じだったぜ。それで自信を付けたら、相手は2軍だったって。ガックリだぜぇ。

 芸人になってからも、5年くらい前までチームに入ってたぜぇ。横浜スタジアムとかで試合して、楽しかったなあ。あと、この間、中日の山本昌さんと山崎武司さんに会ったんだ。昌さんがデカくて、あんまりワイルドだったんで驚いたぜぇ。スギちゃんも愛知出身。中日ファンとして頑張ってほしいなぁ。来年はWBCもあるし、もっともっとワイルドなプレーを期待してるぜぇ。

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