41歳・宮本 来季は正式にコーチ兼任 将来の監督候補に期待

[ 2012年10月23日 07:43 ]

 ヤクルトは22日、来季のコーチ陣を発表し、来季が19年目となる宮本慎也内野手(41)が正式にコーチを兼任することになった。

 新(あたらし)純生球団常務取締役は「来季は選手にも“宮本さんはコーチなんだ”としっかり認識してもらうために名前を入れた」と説明。宮本は09年からコーチ的な役割を務めてきたが、シーズン中は選手に専念し、秋季キャンプなどで若手に指導を行ってきた。将来の監督候補は、来季から本格的にコーチ業に取り組むことになった。

 この日から神宮球場で始まった秋季練習に参加した宮本は早速、小川監督やコーチ陣と意見を交換。今季は一度は現役引退を決断したが、小川監督の続投決定を受け、翻意した経緯がある。小川監督も「来季は年齢的にも出場機会は減ると思うが、彼の見方でのアドバイスとかも出てくると思う」と期待を寄せていた。

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2012年10月23日のニュース