加藤コミッショナー「個人の意思は尊重されるべき」

[ 2012年10月23日 06:00 ]

 加藤良三コミッショナーは、大谷のメジャー挑戦について「個人の意思は尊重されるべき」との見解を示した。巨人・桃井恒和球団社長らが帰国後の復帰制限など、現行制度の見直しの必要性を訴えるなど、有望アマチュア選手の海外流出に対する危機感は強い。

 加藤コミッショナーも「いかなる議論でも提起されれば討議されるべき」と今後のルール改正の可能性を否定しなかったが、「基本にあるのは日本野球の持つ魅力と大リーグの魅力の相関関係」と指摘。「魅力を高めるため、12球団が英知を出し合うべき」と日本球界の努力を促した。

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2012年10月23日のニュース