山本浩二氏 侍ジャパン監督に就任 「ミスター赤ヘル」の華々しい球歴

[ 2012年10月10日 15:29 ]

 第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に、元広島監督の山本浩二氏(65)が就任することが10日、正式に発表された。

 山本氏は1946年(昭21)10月25日、広島県生まれの65歳。廿日市―法大を経て、68年ドラフト1位で広島入団。「ミスター赤ヘル」の愛称で親しまれ、強打の外野手として75年チームを初優勝に導いた。

 75、80年MVPのほか首位打者1度、本塁打王4度、打点王3度獲得。通算成績は2284試合で打率.290、2339安打(歴代14位)、536本塁打(同4位)、1475打点(同10位)。

 86年限りで引退。89~93年、01~05年の2期10年にわたって広島の監督を務め、91年にリーグ優勝。08年の北京五輪では星野仙一監督(現楽天監督)のもとで、日本代表の守備走塁コーチを務めた。同年野球殿堂入りを果たした。

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2012年10月10日のニュース