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引退の金本 長嶋さんの通算打点に1つ届かずも「納得」

<神・D>引退セレモニーでナインに胴上げされる阪神・金本

セ・リーグ 阪神3-0DeNA
(10月9日 甲子園)
 さらばアニキ――。阪神の金本知憲外野手(44)が9日、今季最終戦となったDeNA戦で21年間の現役生活にピリオドを打った。「4番・左翼」でスタメン出場し、6回にはこれまで数々の好勝負を演じてきた三浦大輔投手(38)から中前打。甲子園に駆けつけた4万7106人の大観衆を喜ばせた。試合後の引退セレモニーでチームメートに胴上げされ、背番号と同じ6度宙に舞った。

 最後に野球の神様からのご褒美が待っていた。9回2死。荒波が放った飛球が金本の守る左翼に飛ぶ。「まさか、まさか。飛んでくるとは」。自ら現役生活の幕引きを行うと、目を赤く腫らしながら試合後の引退セレモニーに臨んだ。

 「阪神ファンの皆さま。本当に夢をありがとうございました。そして野球の神様、ありがとうございました」

 甲子園が最も沸いたのは6回の第3打席だった。広島時代の93年9月4日の横浜戦(北九州)でプロ初本塁打、初打点を記録し、投手別では最も対戦機会が多かった三浦から中前打を放った。「(試合前には)真剣勝負をしようと言った。楽しかった」。

 通算2539本目の安打を放った直後には、自身の持つ球界最年長盗塁記録を更新する二盗にも成功。続く新井の中前打で一気に生還を狙うも憤死し、最後の打席となった7回2死一、三塁は捕飛に倒れ、長嶋茂雄の通算打点にあと一つ届かなかった。「あそこでキャッチャーフライだからユニホームを脱ぐ。納得した」。2年前に痛めた右肩棘(きょく)上筋断裂の影響で、今も腕を伸ばした状態ではビールジョッキを持ち上げることさえ難しい。外角球に腕を伸ばすことを反射的に避けてしまうため、逆方向へ強い打球が飛ばなくなった。確かに「限界」だった。

[ 2012年10月10日 06:00 ]

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