飯塚 バントせず強攻策 吉田監督「攻撃野球貫けた」

[ 2012年8月8日 15:08 ]

3回裏飯塚2死三塁、堀が右前に適時打を放つ

第94回全国高校野球選手権大会1回戦 飯塚6-4広島工

(8月8日 甲子園)
 強力打線の広島工のお株を奪う強気の攻撃で悲願の甲子園1勝。4年前の初出場の時は完封で敗れていただけに、吉田監督は「子供たちに感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔が止まらなかった。

 2、3回には先頭打者を出したがバントで送ることはなかった。「相手チームも打撃がいいチーム。何とか一、三塁の場面を作りたかった」と吉田監督。攻めの姿勢で貴重な追加点を挙げ「飯塚は攻撃野球が持ち味。貫いてやれました」と振り返った。

 学校創立50周年の記念の年に、甲子園初勝利。指揮官は「エラーが4つあったので、次までに立て直したい」と2回戦を見据えていた。 

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