オリックス 絶好調トリオで最下位脱出だ

[ 2012年8月7日 06:00 ]

 オリックスは7日からKスタ宮城で5位の楽天と3連戦を行う。2勝1分け以上なら、6月9日以来の最下位脱出となる今カードは木佐貫、井川、寺原の“後半戦無敗トリオ”がスタンバイ。最強ローテーションで上位浮上への足場を固める。

 球宴明けの11試合は7勝3敗1分け。進撃を支えるのが3投手だ。木佐貫は後半戦2戦2勝で防御率1・00。03年以来9年ぶりの2試合連続完投勝利。3試合連続なら自身初の快挙になる。6連戦の先陣を切る右腕は「連戦の頭。少しでも長い回を」と決意を示した。

 井川は後半戦2戦1勝0敗で防御率0・00。7月18日ソフトバンク戦から14回1/3を連続無失点中だ。2日西武戦で左脇に張りが出たが、この日はブルペン入りで不安を払しょく。「もちろん試合に投げるために調整している」と意気込んだ。

 楽天戦で13球団勝利の記録がかかる寺原は3戦目に先発。「(13球団勝利は)何度も聞かれないよう早く達成したい」。球宴明けは2戦2勝で防御率1・26。こちらも安定感抜群だ。後半戦は3投手で計6試合5勝0敗、46回1/3を自責4の防御率0・78。盤石の3本柱で混パの主役を演じる。

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2012年8月7日のニュース