イチ 好走塁でアウトをセーフに「僕にとってビッグプレー」

[ 2012年7月2日 06:00 ]

<マリナーズ・レッドソックス>6回、シーガーの三塁後方に落ちる安打で、判断良く三塁を陥れたマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ3―2レッドソックス

(6月30日 シアトル)
 マリナーズのイチローが自画自賛の走塁でチームに15イニングぶりの得点を呼んだ。

 6回に左前打で出塁し盗塁を決めた後の1死一、二塁。シーガーの打球は三塁後方への飛球だったが、打球がライン際へ落ちると同時に素早い判断で三塁へ。その後、ジェイソの右翼への適時二塁打を呼んだ。「ランナーとしては(二塁に)戻る意識が強くなる。あの形(野手の間に落ちる)になっても三塁でアウトが通常。あれは僕にとってビッグプレー」。打っても2安打し、チームも延長11回にサヨナラ勝ち。試合前に緊急ミーティングで「おまえたちの野球を見せてみろ」とゲキを飛ばしたエリク・ウェッジ監督も「われわれが求めている野球」と喜んだ。

 ▼マ軍・川崎(9番・遊撃で9試合ぶり先発。7回に右前打を放ち、続くイチローの中前打と連打)ナイスゲーム。(チーム全体が)正々堂々と戦っていた。

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2012年7月2日のニュース